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エンジンオイルの規格・粘度・乗り方

昭和シェル石油のサービスステーションでお取り扱いしているエンジンオイルには、様々な種類があります。
その中からお客様の車に合ったエンジンオイルを選ぶには、規格・粘度を基準とした(1)お客様の車に必要な性能を満たしているかを知ること、その上で、乗り方を基準とした(2)お客様の好みや走り方に合っているかを知ることが必要です。
ここでは「規格」「粘度」「乗り方」の違いについてご説明します。

規格
缶についている規格とは?

ドーナツマークはオイルの品質・性能の優秀さを表す証明。品質レベル、粘度分類、省燃費性能、これら全てに合格したオイルに与えられるマークです。
API(米国石油協会)、SAE(米国自動車技術者協会)、ASTM(米国材料試験協会)などの教団体によって組織化されたEOLCS(エンジン油ライセンス認証システム)が、認証したオイルだけに表示できるマークです。

ドーナツマーク

右記の商品はSN規格をクリアした製品です。
こちらの製品は全てGF-5も取得しています。

SN規格をクリアしたシェル ヒリックスの製品

ILSACの規定するGF-5以上に合格したオイルにはスターバーストマークと呼ばれる印が付けられます。
GF-5とは、ILSAC(日米自動車工業会制定規格)により制定されたガソリンエンジンオイルの省燃費性能の最高規格です。
ILSACは、日米の自動車メーカーにより構成されています。
GF-5が現在の最高規格であり、API規格でSNの性能を持ち、かつ省燃費性を持ったオイルです。

スターバーストマーク
ACEA ACEA規格とは、欧州自動車工業会により制定された規格です。
1996年1月に自動車エンジンオイルの品質・性能分類に関する規格の運用を開始しました。
2004年からACEA規格は、従来のガソリン(A規格)・ディーゼル(B規格)別の規格から、A3/B4のように兼用の規格に変更されました。さらに低灰分油規格として新たにC規格が導入されました。
粘度
粘度とは?

粘度はオイルのねばり具合を示すものです。SAE粘度番号による分類が一般的です。

SAE粘度番号とは?

SAEは、米国自動車技術者協会の略で粘度番号によってオイルの粘度を規定しています。
オイルは温度によって粘度が変化します。粘度は、温度が上がれば柔らかくなり、温度が下がると硬くなります。一方で、エンジンオイルは使用するエンジンによって、要求される粘度が異なります。
つまり、エンジンの性能を十分に発揮させるためには、最適な粘度のエンジンオイルを使用することが重要です。

粘度番号の見方
エンジンオイル粘度と性能の関係
エンジンオイル粘度と性能の関係

※実際にはお客様のお車や乗り方に適したエンジンオイルを選ぶ必要があります。

乗り方

エンジンオイルは、車の種類はもちろん運転の仕方によって、お車に適したエンジンオイルの種類や交換時期が異なります。
エンジンオイルはエンジンを正常に保つためになくてはならないものですが、お客様のお車に合ったエンジンオイルを使用することで、エンジンの保護や燃費などの初期性能が維持し易くなります。

シビアコンディションとは?

下の例のような運転は通常の運転に比べてエンジンオイルへの負担が多くかかるため「シビアコンディション」と呼びます。
お客様の運転がこのシビアコンディションに該当する場合には、通常のオイル交換に比べて、耐久性が高いオイルを使用する、または交換頻度を高める必要があります。

シビアコンディションの例
悪路の運転、年間2万km走行、山道走行、近場での運転

※「近場での運転」がシビアコンディションに該当する理由
1回の走行距離が短い場合には、エンジンが完全に温まる前に運転を終えてしまいます。
完全な暖機状態での走行よりも、低温での走行の方がエンジンオイルへの負担が大きいため、「近場での運転」はシビアコンディションに該当します。
そのほかにも、渋滞が多い道での走行などもエンジンへの負担が大きくなります。
このような運転条件の場合には、耐久性の高いエンジンオイルを入れるか、または交換頻度を高める必要があるのです。

耐久性が高い昭和シェル石油のエンジンオイルは?
以下3つの製品はベースオイルにShell XHVIを配合しているので、初期性能(新油時に持っているエンジンオイルの性能)を長い間保つ能力に優れ、長時間使用しても性能の劣化が少なく耐久性に優れています。
また清浄分散性も高いので、エンジン内の汚れを落とし再付着させないようエンジンオイルの中に汚れを分散させる効果も高くなっています。
耐久性と清浄分散性が高いエンジンオイル
エンジンオイルの役割
定期的に交換していますか?あなたの愛車のエンジンオイル

車にとってエンジンは心臓部。
そしてエンジンにとってオイルは血液。
人間の身体にとっての血液と同じく、オイルも一滴一滴が良い状態でなければ元気に車を走らせることはできません。
血液であるエンジンオイルを定期的に交換することで、安全・快適なカーライフをお楽しみいただけます。

では、具体的にはエンジンオイルはどんな働きをしているのでしょう?

エンジンは金属でできていますが、それぞれの部品が回転運動や往復運動をしながらパワーを出しています。
もしエンジンオイルがなかったら、金属同士が直接接触しあい摩擦によってエンジンがスムーズに動かないばかりか、重大な故障につながります。
エンジンオイルは、金属同士が直接触れないようにオイルの膜を作って摩擦を減らし、エンジンをスムーズに動かします。
ただ、エンジンオイルは、エンジン内で繰り返し働いているうちに少しずつ劣化したり、減少していきます。
つまり、エンジンをベストな状態に保つために、定期的なオイル交換が必要なのです。

このような摩擦を少なくする潤滑作用を含め、エンジンオイルには主に5つの役割があります。
1. 潤滑作用
金属同士が直接触れないようにオイルの膜をつくり、スムーズに作動させます。
2. 冷却作用
オイルの循環によりエンジン内で発生する熱を吸収・発散し、冷却する働きがあります。
3. 密封作用
ピストンリングとシリンダーのすき間から圧力を逃がしません。
4. 清浄分散作用
エンジン内に生じるススや不純物をオイル内に取り込みます。
5. 防錆作用
水分や有害なガスによるサビや腐食からエンジンを守ります。
オイル
オイル交換の必要性
どうしてオイル交換が必要なの?
1. 異物の混入
「微細な金属摩耗粉」や「燃料やエンジンオイルの燃えカス」などの不純物が徐々にたまり、性能が失われていきます。
2. 粘性の低下
激しく動くエンジン各部で、適度な粘性を保つ添加剤が徐々に消耗し、本来の粘度が徐々に失われ、必要な粘性が保てなくなっていきます。
3. 酸化によるオイルの劣化
高温にさらされるので、熱によるカーボンの発生やスラッジの生成により、性能が失われていきます。また、各種金属や空気と触れ合うことによって、酸化劣化も進みます。
4. オイルの減少
燃料と一緒に少しずつ燃えたり、蒸発によって徐々に減少します。オイルの注ぎ足しだけでは、発生した劣化物を除去できないので、根本的な解決になりません。
オイル交換の必要性
オイル交換しないとどうなるの?

エンジンの本来の性能が発揮できなくなるだけでなく、エンジンの寿命を短くしたり、最悪の場合は故障につながります。

  • オイルの中に混入したり、生成した劣化物がエンジン各部に付着することにより、エンジン本来の性能が発揮できなくなります。
  • 性能が失われたエンジンオイルでは本来の役目の潤滑がうまくできないことにより、異常摩耗や最悪の場合は焼き付きにつながります。
昭和シェル石油は、お客様に「5,000kmか6ヶ月ごとのオイル交換」をお勧めしています。

エンジンオイルには、エンジンの汚れをとる清浄作用があります。でも、使用するたびその清浄作用は劣化します。
5,000km/6ヶ月ごとでのオイル交換は、15,000km/1年ごとの交換よりも、エンジン内部をキレイに保つ効果がダンゼン高く、結果として燃費ロスや馬力の低下を防ぐことができます。
だから5,000km/6ヶ月ごとでのオイル交換がお勧めです。
また、エンジンをキレイに保つことで、クルマの燃費や馬力の低下が防げます。
シェルヒリックス(Shell HELIX)は、汚れ防止だけではなく、エンジン内部の汚れを落すという性能もあり、エンジン内部をキレイにすることにより、お客様のお車の「元気」を保ちます。

エンジンロッカーカバーの汚れ 15,000km走行後の状態
オイル交換距離と燃費の相関 オイル交換距離とエンジン出力(馬力)の相関
低粘度オイル

近年の環境規制の高まりから、車には高い省燃費性能が求められるようになっています。自動車メーカーは車の様々な部分に省燃費技術を取り入れており、特にエンジンについては部品の材質や形状の改善による軽量化や摩擦低減が行なわれています。その中の重要な要素の一つとしてオイルの低粘度化があげられます。
0W-20オイルが推奨となっているエンジンは、燃費向上を目的として粘度の低いオイルを使用しても摩耗や破損がおきないように設計さ れています。よって、0W-20オイルを使用することにより、最高のエンジンパフォーマンスが発揮されます。
(ただし、0W-20オイルを0W-20推奨車以外に使用すると、エンジントラブルが発生する危険性があるので推奨車以外での使用はなさらないでください。)

低粘度オイル0W-20は、他のオイルと何がちがうの?

低粘度オイルは、粘りが少なく"さらさら"なオイルです。
図のように、オイルの入ったプラスチック管内で鉄球を上から同時に落とすと、低粘度オイル(0W-20)のほうが抵抗が少ないため、鉄球が早く落下します。

オイル粘度
低粘度オイル車両の目安

以下の燃費基準達成ステッカーが貼られてるお車は省燃費性能が最大限発揮されるように設計されており、多くの場合低粘度オイルが使用されています。
粘度の低いエンジンオイルを使用することで、エンジン内の抵抗が少なくなり燃費が向上します。

燃費基準達成ステッカー

上記ステッカーは低粘度オイル使用推奨の目安になります。
ただし、このステッカーが貼ってある全ての車に0W-20オイルが使用できる訳ではありません。
詳しくはカーメーカーの取扱い説明書をご覧ください。

低粘度オイルは燃費に貢献

省燃費基準達成車(低粘度オイル推奨車)は推奨されているオイルのうち、最も粘度の低いオイルを使用することで本来の省燃費性能を発揮します。また低粘度オイル推奨車は、低粘度オイルを使用することを前提に、エンジン各部や部品が設計されています。
低粘度オイル推奨車の省燃費性能を最大限に発揮するために、0W-20オイル推奨車には0W-20オイルがおすすめです。

0W-20オイル推奨車での燃費性能の違い
オイルラインナップ
HELIXとは
シェル ヒリックスに関するよくあるお問い合わせ
シェル ヒリックスに関するお問い合わせ

0120-064-315

※音声案内のあと「3」を押してください。

営業時間 / 9:00-17:30 (土・日・祝祭日、12月30日-1月4日、4月5日(当日が日曜日である場合は翌営業日が振替休業日)、5月1日を除く)