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金賞 | 増田 菜生 | 空き家 | ||||||||||||
銀賞 | 鈴東 諒雅 | 真夏の暑さ | ||||||||||||
銅賞 | 曽根 拓実 | 守りたい独特な石垣 | ||||||||||||
株式会社タカラトミー賞 | 佐々木 楓乃 | 夏の忘れ物 | ||||||||||||
優秀賞 | 青木 大地 | やめよう落書き、のこそうエコ | ||||||||||||
阿部田 伸之 | 水の正しい節約法 | |||||||||||||
大森 千穂 | 海の絶景と少し残念な場所 | |||||||||||||
小河 功武 | 無駄を減らす | |||||||||||||
永井 怜佳 | かたづけ | |||||||||||||
中村 咲心 | マナーを守ろう | |||||||||||||
南野 桃子 | 土地の活用 | |||||||||||||
西前 伽音 | たんぼとごみ | |||||||||||||
湯本 莉乃 | 住みよい地いき | |||||||||||||
横山 ひとみ | 町をきれいにするために | |||||||||||||
奨励賞 |
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小学校部門 金賞 「空き家」 / 増田 菜生
わたしのおうちにつばめのすがあります。こどもがおとなになってとんでしまいました。5がつになったら、このつばめのすにまたつばめがきます。このおうちは、だれもすんでいません。ふるくてぼろぼろだけどそのままにしてあります。このおうちをなおしてきれいにしたら、だれかがすんでくれるとおもいました。
ツバメの空き家と、人間の空き家。同じ「空き家」をうまく対比させた写真と、素敵な作文で作られた作品です。ツバメはまた来年この家に戻ってきますが、空き家には戻ってこないようです。過疎化の問題について何かしなければという、菜生さんの思いがこの作品になりました。子供たちのメッセージをしっかりと大人が受け止めなければならないと感じました。
小学校部門 銀賞 「真夏の暑さ」 / 鈴東 諒雅
○の写真は田んぼの稲が風にふかれ、セミの鳴き声も耳に心地よく、見ているだけで涼しくなる写真です。それに対して×の写真は、人間が道をコンクリートで舗装して、見た目でも暑くなるし、聞こえるのはエンジンの音だけでセミの声などまったくせず、草も枯れかけ、自然にもよくありません。それに舗装した道路は、昔、田んほだったそうです。交通手段が増えたのはうれしいですが、これでは、元のままのほうが良かったような気がします。
諒雅さんの作品は、3つの○と×が対比されています。一面の緑の田んぼと道路の涼と暑さ、セミの鳴き声と交通の音、そして風景の昔と今。全景をとらえた写真と、背景をうまくぼかした近接の写真も秀逸と写真家の先生もほめていらっしゃいました。作文は上手に構成されいて、そこに実際いるように風や音を感じることができました。
小学校部門 銅賞 「守りたい独特な石垣」 / 曽根 拓実
沖縄の浜比が島で、琉球石灰岩で作った石垣と、コンクリートで作った塀を見つけました。○の写真は色々な色の岩がきれいで隙間から植物も生えていて心が安らぎます。風通しもよいそうです。×の写真は人工的で冷たく面白味がありません。あまり増えてほしくないです。でも沖縄の市街地では、ほとんどがブロック塀で東京と変わらない景色です。今、残っている石垣を大切にして沖縄独特の自然の美しい景色がいつまでも続きますように。
拓実さんは旅行で沖縄を訪れたのでしょうか。同じ人工物の塀でありながら、緑にあふれ風を通す独特の技術の石垣と、近代のブロック塀が的確に対比されており、審査員からは素敵な気づきだとの感想です。この石垣の良さが、まっすぐに伝わる作品でした。
小学校部門 株式会社タカラトミー賞 「夏の忘れ物」 / 佐々木 楓乃
毎年夏になると家族で千畳敷に出掛けます。今年の夏休みは、お母さんと二人で行きました。8月8日に行った時にはゴミなど気が付きませんでした。でも、8月27日に行った時に、足びれが片方だけ落ちていました。誰かの忘れ物かも知れないと思いそのままで帰りました。でもどうしても気になり見に行くと、足びれはそのまま残っていました。よく見ると割れてこわれていたので拾いました。その時、回りのゴミ拾いもして帰りました。
青い空とキラキラ輝く海が、楽しい夏を期待させる○の写真。一方で×の写真は、モラルなど大切なものまで足びれと一緒に忘れられてしまった様で、曇った空や少し荒れた波も悲しげに見えます。ゴミ拾いをして、来た時よりも美しくした佐々木さんは、千畳敷を大切に想っているのだと伝わってきました。
一人ひとりが「忘れ物」をしないように行動することで、千畳敷の美しい景色、そして地球環境を守り続けていきたいですね。
一人ひとりが「忘れ物」をしないように行動することで、千畳敷の美しい景色、そして地球環境を守り続けていきたいですね。
小学校部門 優秀賞 「やめよう落書き、のこそうエコ」 / 青木 大地
今すぐ変えなければいけないと思うものは、落書きです。景色を悪くしたり通りがかった人をいやな気持ちにさせてしまうのでぜったいしてはいけないです。いつまでものこしたいと思うものは太陽電池です。この街灯は昼間太陽の光でじゅう電し夜そのエネルギーを使って明かりに変えているエコなシステムです。
小学校部門 優秀賞 「水の正しい節約法」 / 阿部田 伸之
じゃ口から水がポタポタしている時、ぼくはかならずとめるようにしています。ほんの少しずつの水量でも、放っておけば数十L、数百Lになります。まえにニュースで安全な水が飲めないアフリカの子どもたちの映像を見たので、ぼくは自分のできるところからせっ水をしています。今我が家では、洗たく用と防災用にお風呂の水を捨てずにためるようにしています。
小学校部門 優秀賞 「海の絶景と少し残念な場所」 / 大森 千穂
わたしたちがすむ下津井は、少し残念な所と、とてもすばらしい所があります。左の写真はとてもキレイですが、右の写真は歩行者の人が通る道を車がとめてしまい、歩行者の人は、少し危ないです。こういう所がなければ、下津井はもっともっと良くなっていたかもしれません。住んでいる人も少ないので、みんなが気をつけばすぐ良くなると思います。がんばりたいです。
小学校部門 優秀賞 「無駄を減らす」 / 小河 功武
歩道をふさぎ、車道まではみだしてしまうほどの大量のゴミ。一人一人の小さな努力で少しでもゴミを減らすことはできないものだろうか?例えば、夏。いろいろな電化製品を使って涼むことも大事だけれど、視覚や聴覚も使って涼むこともまた楽しい。昔からの風情や伝統は大切に残していくべきだと思う。
小学校部門 優秀賞 「マナーを守ろう」 / 中村 咲心
あさ早くえきいんさんがおばさんに「いつもすみません、ありがとうございます。」といわれていました。あさ早く、おそうじたいへんだとおもいますが、きれいになるときっとみんなもうれしいとおもいます。たいふうがさったあと、ふみきりをみて、おどろきました。このすいがらはどこからきたのでしょう?だれがすてるのでしょう?きっと、おばさんはかなしいでしょう。
小学校部門 優秀賞 「土地の活用」 / 南野 桃子
丸の方は、あいた土地に太陽光発電のソーラーパネルをせっちしてエネルギーを作りだしているので土地の活用になっていると思います。ばつの方は、使われなくなった物が土地にすてられ、自然をこわしているように思います。わたしは、あいた土地に物をすてたりせず、ソーラーパネルみたいな安全にエネルギーを作りだす、物がふえてほしいです。
小学校部門 優秀賞 「たんぼとごみ」 / 西前 伽音
いえのまえには、たんぼがあります。つちをたがやして、なえをうえあめとおひさまのえいようでおおきくなっておこめになります。そのおこめをたべてわたしはげんきになります。おこめになるまでの、たんぼをみられるのがすきです。ちかくにつぶれたぱちんこやがあります。そこには、たくさんのごみがすててあります。わたしはきれいな、まちがいいです。
小学校部門 優秀賞 「住みよい地いき」 / 湯本 莉乃
私は景観破壊をテーマに考えました。○はいつも遊んでいる近くの公園です。この公園には、緑が多くそのたくさんの木からは木もれ日が気持ちよくふりそそいでいます。一方、×の写真は川の両はしにある歩道のかべの落書きです。橋には、川に住むユリカモメやホオジロのモチーフがありきれいに、されてあるのに落書きで景観をこわされて、ざんねんです。