CEO MESSAGE

昭和シェル石油株式会社
代表取締役 社長執行役員 CEO

亀岡 剛Tsuyoshi Kameoka

あなたの培ってきた視点が、経験が、当社の変革の大きな「種」になる。

昭和シェル石油の現状、
そして伸ばすべき強み

私が昭和シェル石油の前身であるシェル石油に入社した当時は、バブル景気の前夜でした。まだまだ世の中では需要も供給も右肩上がりで、石油をはじめとしたエネルギー事業は、多くの産業そして生活者を文字通り支えていました。しかし、2005年を境に国内のガソリン需要はピークアウトし、6万軒あったサービスステーションの数はその後、半数にまで減少。この業界のダイナミックな抑揚を、私は身をもって体感してきたことになります。

かつて石油会社だった当社は、現在では太陽光、電力を加えた3つの事業を柱とし、技術革新や海外展開を推し進め、強い基盤を持ったこの3事業をコアにしながら、新たな事業を生み出すイノベーション体質の向上に取り組んでいます。今後必要となるのは、これまで培ってきた技術やマーケティングを積み上げていく「フォーキャスト」ではなく、描いた将来の“ありたい姿”から逆算する「バックキャスト」の思考法。いわば非連続な変化が起こる世の中においても“ありたい姿”に向かうために私たちが、なすべきアクションをしっかり持っておくことです。そして、そこで最も重要なカギとなるのが「人材」だと考えています。

D&Iを中心に据えて、
これからの戦略

イノベーション体質の向上のために「異なるもの同士を融合させること」が不可欠だと考えています。それは技術面でも言えるでしょうし、人材面でも言えるはずです。多様性に富む人材が集まり、融合を図っていくことは、簡単ではなく、困難や難しさを感じる局面もあるかと思います。しかし、バックグラウンドや考え方の異なる人材が共にチャレンジすることの可能性に目を向け、失敗を恐れず、喧々諤々の議論を交わし共に乗り越えた先にこそ、イノベーション創出につながると考えております。私は、「皆さんの評価はいくつ失敗したかだ」と日頃から社員に語りかけています。失敗のないところに、成功などない。イノベーション体質の向上は、このようにして実現できるものだと考えています。

現在、昭和シェルでは「D&I(ダイバーシティ&インクルーシブネス)」プロジェクトを推進しています。当社のD&Iは、戦略の要として位置づけている活動です。シェルグループの一員であった当社は、これまでも様々な国籍の社員が働き、早い段階から女性の雇用やマネージャー登用などを積極的に進めてきました。いわば「D&I」の「D(ダイバーシティ)」は文化として、また制度としても確立されています。それをさらに発展させ、「I(インクルーシブネス)」に資源を投資するのが、私の役割だと思っています。現在進行形で経営統合を加速させている出光興産との「融合」も、その延長線にあると言えます。

メッセージ

新しく昭和シェル石油の門をたたく皆様には、当社のスタイルやモノサシに縛られることなく、これまで培ってきた経験や新たな発想を持ち込んできていただきたいと思っています。ある特定の役割を担って欲しいから採用するのではなく、まったく異なる価値観の人材によって、昭和シェル石油がどう変化していくのか、それを私は楽しみにしています。

昭和シェル石油では経営理念として「私たちのエネルギーで未来を元気にします」と掲げています。「私たちのエネルギー」とは、事業を通じて創出される物体としてのエネルギーであると同時に、一人ひとりの社員や組織の内面にあるエネルギーをも指しています。あなた自身がどのようなエネルギーを当社にもたらしてくれるか、大いに期待しています。

昭和シェル石油グループ経営理念 私たちのエネルギーで
未来を元気にします

5つの企業活動規範

社会的使命
社会が求めるエネルギーの安定供給を通じて、豊かな社会の発展に貢献します
顧客志向
お客様から常に信頼され喜ばれることを目指し、お客様の立場で発想し行動します
先進性
先進的なソリューションを開発し、品質やサービスの価値向上に挑戦します
活 力
グループに集う人びとのエネルギーを結集し、
活力と働きがいのあふれる企業風土を実現します
持続的成長
すべてのステークホルダーに対し誠実な経営を行い、
社会と企業の持続的発展を目指します

昭和シェル石油について